胃痛・胸やけの原因の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
食欲はあるのですが、食べるとすぐに胃痛があり、そののちに胸やけをします。
食べることを止められず、食べては気持ち悪くなって・・・またお腹が空いて…の繰り返しです。
病院で胃薬をもらっても効果はなく、検査をしても特に問題はありませんでした。
市販の胃薬もほとんど試しましたが、いっこうに改善しないので、途方に暮れていたところ、叔母の勧めで漢方を試してみることにしました。
漢方薬局で胃の症状はじめ、生活習慣や食習慣についてお話して、相談しました。
私の場合、脾虚という体質らしく、食べることはできるが、それを消化吸収する力が弱いらしいのです。
食べる量に対して消化吸収する能力が低下しているため、胃がオーバーヒートを起こして胃痛が発症しているとのことです。
また、胸やけも食べ過ぎると悪化することから、食事量・質ともに見直しが必要でした。
すると、胸やけの頻度は激減しました。
また、漢方服用も根気強く続けられるように、先生と一緒に作戦を練りました。
そのおかげもあり、必要以上に食べ過ぎることもなく、胃の中にいつも何かが詰まっている感じも改善し、次第に胃痛も治まってきました。
体全体が今までになく、嘘のように軽やかになってきました。
働くためには体力が一番と頑張って食べていたことが、逆に自分の体に負担をかけていたんですね。
原因がわかり、症状の改善ができて本当に嬉しいです。
これで、食事をするのがとっても楽しみになりました。
脾虚失運の状態で、脾胃機能が低下していました。
食べれば食べるほど苦しくなるのに、不安で食べてしまうという精神面でのストレスも緩和させたことが回復をより早めたのだと思います。
ストレスの発散方法として「食に走ってしまう」方は近頃、非常に増えていると感じます。
肝脾不和の状態に陥る前に疏肝できると良いのですが、脾胃の具合が悪くなって初めて、ストレスの存在に気づく方々も多いようです。
今後、中医学の知恵でストレスをかわしていってほしいと思います。
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